2017-03-17 第193回国会 衆議院 環境委員会 第5号
原発の場合には、もっともっと、先ほど伴さんがおっしゃいましたように、原子炉圧力容器が中性子を照射されることによってだんだんだんだん脆性破壊が起きやすくなってくるというような、そういうものもありますし、やはり私は、慎重な判断をした方がいいと思うんですね。
原発の場合には、もっともっと、先ほど伴さんがおっしゃいましたように、原子炉圧力容器が中性子を照射されることによってだんだんだんだん脆性破壊が起きやすくなってくるというような、そういうものもありますし、やはり私は、慎重な判断をした方がいいと思うんですね。
○井上哲士君 老朽化していることによって、脆性破壊も含めて様々な問題があるわけですね。そういうものを運転するということが非常にやはり危険だと。 田中委員長も昨年の会見で、今後更に二十年ということになると経験のない世界だと、こういうふうに言われております。国際的に最も長期運転している原子炉は、昨年八月の資料でも四十六年ですよ。六十年に延ばすということは本当に大きな危険がある。
○政府参考人(山田知穂君) 先生今御指摘になられました東京電力福島第一原子力発電所で五十五度の温度変化の制限、これ確かに先生がおっしゃるとおり、原子力の脆性破壊を起こさせないという観点もございますけれども、大きくは、むしろ、過大な応力が発生することによって材質に疲労というものが発生をいたしますので、それがなるべく発生しないようにということで、なるべくゆっくりとした温度の下げ方をしているというふうに理解
これ脆性破壊と言います。こういう現象を起こしますと、一気にばらっと割れちゃうわけですね。こういう割れ方というのは普通は高温ではないはずなんですけど、原子炉の場合には非常に熱い状態になりますけど、中性子で劣化した状態で、例えば緊急にECCS、つまり緊急炉心冷却系で水をばんと入れます。その瞬間に、熱衝撃と言うんですけれども、急激にぐっと締まるんですね。その段階で割れる可能性があるんです。
しかしながら、私どもとしましても、かつての震災の経験を踏まえて、やはり人命を失うような、脆性破壊を起こすような状況というものは、これは避けなければならないと。その意味におきまして、真摯な検証、これは本当に学術的にバランスの取れた検証というものが必要だということ、これは重ねて申し上げたいというふうに思っております。
さっきの、老朽化してくる原発の、随分ちびてきたり、脆性破壊が起こってきたりいろいろしているものを、やはり実際の大型の振動台に乗せてデータをきちんととって、コンピューター解析と実証実験値と突き合わせて検証するということが安全基準その他をつくる上でも大事なことなんです。現在は、装置が破壊されてもうないんです。だから、原子力安全委員長さん、困ってはるわけですよ。
特に脆性破壊に厳しくなりますのは、運転中あるいは事故時に低温かつ高圧力になることでありますので、先生御指摘の沸騰水型原子炉につきましても、特にそのような状況になる事態、例えば原子炉圧力容器の耐圧試験時によく注意をするということが必要になってくると考えております。
中性子照射によって脆性破壊の問題とかいろいろな問題が出ていますから、だから佐々木保安院長は、かつて、重要機器の最終体力をきちんとここの多度津で確認をしておくんだということを言っておられたんです。ところが、今の御答弁では、全然確認できていないんです。
特に大事な点でございますので、ちょっと詳しく申し上げますが、現地を見ました専門家の見解について若干御紹介申し上げますと、地すべり現象が起こっているということ、それから、原因は直ちに判断はできないが、湛水との関係が疑わしい、原因解明あるいは対策のためにもきちっとした調査が必要だ、それから、地すべりの初期段階であって、脆性破壊に至ることは考えにくい。
その中で、例えば制御棒案内管について、仮に脆化していたとしても、欠陥が存在しなければ脆性破壊しないとしてきたわけですが、今回浜岡原発の事故では、まさにそこにこの欠陥、問題があったわけですね、発生したわけです。「欠陥に地震荷重が作用しても問題になるものではないと評価する。」としてきたわけですが、今回欠陥が存在して、脆性破壊と結びついた。
二十年もたった原子炉においては劣化現象、中性子が長い間照射をして、原子炉の容器の壁なんかが照射を受けて脆性破壊という心配ですね、もろくなっていくということが論議をされておるのだけれども、そこに大量の冷たい水がずっと壁を伝っておりる、しかも二十年中性子に照射された原子炉の容器の壁であるとなると、ひび等がいけばまたいろいろ心配な点が起きてくるので、そのときの冷たい水の動きがどういう影響を与えるかということは
ECCSの冷たい水が中に入ってきてそれが脆性破壊の原因にならないかどうかというお話かと思いますが、先生御指摘のECCSの水の入ってくる、左から入ってくるところの水の付近といいますかそのノズルの付近は、実は炉心から出てきます中性子による脆化、中性子脆化という点から見ますと余り問題にならない点であろうかと思います。
また、LNG、LPG船につきましては、衝突、乗り揚げ等を想定いたしまして、危険ガスの拡散、船体の脆性破壊、爆発、火災の規模、消防対策、こういうものを検討いたしまして、その成果は、現在、海上交通安全法、汚染防災法、関係法令、それから種々の安全に関する行政指導、東京湾の消防体制等の整備、こういうものに生かされております。
それからまた使用する材料でございますが、これはあわせて溶接部についてもそうでございますが、いわゆる粘っこさと申しますか、靱性と我々申してございますけれども、そういう観点で材料を吟味して選んでございますし、御指摘の、いわゆるもろくなる、脆性破壊と申しますが、脆性破壊の防止という観点から十分な粘っこさを持っておるような材料を選んでございます。
それから先生御指摘の、アメリカにおきます脆性破壊の問題提起でございますが、私ども承知しておりますのは、アメリカの初期炉の銅含有率が〇・三%程度以上のもので問題になっておるというようなことでございまして、日本の炉の銅含有率は〇・二%以下というものでございまして、安全性は十分確保しているというふうに考えております。
また、クラックの影響を考えてみますと、急激な破壊のメカニズムとしましては、低温脆性破壊と急激な延性破壊というものがございます。当該給水加熱器の使用温度は百七十度C前後でございまして、低温脆性破壊はとうてい考えられません。
私どもがこういうようなクラックにつきまして勉強いたしました結果では、急激な破壊のメカニズムとしては、低温の脆性破壊と急激な延性破壊がございますけれども、この当該給水加熱器の使用温度は百七十度C程度でございまして、当然低温脆性破壊というのは考えられないわけでございます。
現在、地震は地殻の勇断型の脆性破壊であるというふうに考えられております。そこで脆性破壊の予測というものは非常にむずかしいから、地震の発生を予測することは無理であるというふうに考えている方もおるようであります。確かにガラスのように一様な構造を持ったものでは突然急激に壊れますので、その発生を予測することはほとんど不可能なわけであります。
ところが、二重に困りますのは、LNGというのは鉄を、脆性破壊といいましてひび割れが生じる、瞬時にして。したがって巡視船が近得れない。これは致命的であります。それからオイルフェンスを張りましても、オイルフェンスがぼろぼろになる。つまり全く手がない。油以上に手がないということでありますので、これは非常に問題であります。しかもデッキの上にタンクが載っておりますので、千メーター向こうが見えないんですね。
厄介なことに、このLNGは鉄を、脆性破壊といって瞬時に破壊させますから、巡視船が近寄れない、オイルフェンスがぼろぼろになる。つまり、打つ手がないのである。これより爆発性の弱いLPGでも、東京湾で第十雄洋丸の事件が起こりました。明石海峡でこのような事故が起こりますと、この一万数千メーターの中に数十隻の船が入ります。
それからいま一つ、圧力容器につきましてどういう設置許可時の安全審査をやっておるかと申しますと、これは原子炉の異常状態に予想されます圧力に対しまして、容器の耐力、それから脆性破壊を防止するための最低使用温度あるいは健全性評価のための試験検査の可能性など、こういったことを中心にして審査をいたすわけでございます。
このクリーン・ジャパンセンターにおきましては、たとえば粗大家電廃棄物でございますが、これを収集してまいりまして、非常に低温の液体窒素によるところの脆性破壊という方法でこれを小さな粒に破壊をいたしまして、これをいろいろな方法で分類をいたしまして、鉄くずなら鉄くずを、銅くずなら銅くずを回収する、こういったモデルプラントをつくりたいと、いま鋭意検討を進めておる次第でございます。